ようこそ!ジオパークツアーへ/ジオサイト07/正面ヶ原D遺跡
ジオサイトとは、地質、地形、歴史などそのジオパークを特色づける見学場所や拠点となる博物館のことです。例えば、地形の景観、岩石や化石が見られる崖、歴史建造物、植物の群生地などです。2014年(平成26年)12月22日に津南町・栄村にまたがる苗場山麓一帯が「日本ジオパーク」として認定されました。
ジオサイト NO.7 | 正面ヶ原(しょうめんがはら)D遺跡(新潟県最古) | ||||
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種別 | 文化 | ||||
所在地 | 新潟県中魚沼郡津南町正面 | 北緯/37:01:28.899768 | 東経/138:39:45.816628 | ||
アクセス | (出土資料見学)津南町役場より、津南町歴史民俗資料館は車で約5分 農と縄文の体験実習館なじょもんは車で約5分 |
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正面ケ原D遺跡は、新潟県で最も古い人類の痕跡を残す遺跡です。およそ3万年以上前の人類の痕跡である石器が出土しました。遺跡は、信濃川右岸の正面段丘面に位置し、およそ2.9万年前に降り積もったとされる姶良丹沢(あいらたんざわ)火山灰層よりも下層から、刃の部分を磨いた局部磨製石斧(きょくぶませいせきふ)という石斧など、たくさんの石器が出土しています。段丘の形成や火山灰の存在と人類の活動を結びつけることができる最古の遺跡となっています。この遺跡は発掘調査後、盛土保存されており、現在は水田となっています。出土した石器は、津南町歴史民俗資料館と農と縄文の体験実習館なじょもんに展示されています。 |