観光情報(栄村の美しい景観)その1
栄村の美しい景観(野々海池ほか編)
栄村の美しい景観を写真で紹介。風光明媚な場所だけではなく、栄村ならではの美しい山村風景も紹介します。マップでおおよその撮影箇所もあわせて紹介していますので、ぜひ一度お立ち寄りください。
野々海池とその周辺
栄村最北端に位置する標高1,020mにある池で、崩落地形に水がたまってできたものです。周囲にはブナ林が広がっていて、冬は7m以上の雪に閉ざされ、7月初めまで残雪があります。雪どけとともにミズバショウの群落が花を咲かせます。池沿いの道路では、トンボ類・チョウ類などの昆虫を多数観察することができます。近くの深坂峠からの眺望がすばらしく、農業用の貯水池として重要な池となっています。写真愛好家の間では、季節の変わり目には美しい景観が撮れると、人気の撮影スポットとしてつとに知られています。ジオサイト12 を参照 道路情報はこちら
群生して咲くミズバショウ
野々海池のブナ林の新緑
紅葉の野々海池
朝靄たなびく晩秋の湿原
野々海池周辺の草紅葉
さかえ倶楽部スキー場周辺
さかえ倶楽部スキー場中腹にある展望地(北信越の山々と千曲川の眺め)
栄村に連なる雪の北信越の山々(さかえ倶楽部スキー場から臨む)
美しく咲き乱れるカタクリ
牛ガ窪の棚田
棚田の朝(切欠)
実りの秋を迎えた棚田
棚田を見渡せる県道は狭いので、他の車両の通行には十分注意してください。展望箇所には、目印の小さな看板が立っています。
雪晴れの月岡集落
千曲川に沿って広がる水田と月岡集落。雪の埋もれた2月のある日、連日の雪も止み晴天に恵まれ、あちこちで雪掘りが行われていました。
深い雪に埋もれる極野集落
最も雪深い2月上旬の極野集落の様子
雪の常慶院 山門
常慶院は、栄村箕作(みつくり)にあり、曹洞宗の市河谷第一の由緒あるお寺として知られています。寺歴によれば、慶長3年(1598年)市川氏が会津に移封された後、市川氏の旧城址である、現在の場所に移ったと言われ、現在では飯山線横倉駅から徒歩約20分、千曲川を渡った左側の高台に位置しています。当地域では大規模な寺院で、仁王門には仁王像が安置され、山門は、茅葺入母屋造となっており、熊谷源太郎作と伝わる彫刻もあります。善光寺以北数十里の間にこれだけの山門のある寺はないと言われています。本堂は、元禄3年(1690年)に再建され、釈迦如来が安置されています。ジオサイト55
飯山線と千曲川
雪の千曲川に沿って走るJR飯山線の様子です。
雪解けを迎えた早春の山里( 原向)
雪が溶けた水田の水たまりに、三ツ山の特徴ある山頂付近が映り込む。この時期ならではののどかな山里風景です。
代かきを終えた田の畦を歩くニホンザル
長者林のブナ林(野田沢)
目にも鮮やかなブナ林の新緑。栄村にはブナは単独にはあちこちに生えていますが、写真のようにまとまって生えている箇所は数えるほどしかありません。この長者林のブナ林は二次林ですが、姿形は太くて見ばえがすることから、季節の変わり目には地元の写真愛好家が訪れる絶好の撮影スポットとなっています。
野口のブナ林
このブナ林は、野口集落に隣接するわずかな面積に生えていて、比較的細く、若いブナ林であることから、二次林であるが見て取れます。11月上旬から11月いっぱいまで美しく黄葉します。秋空をバックに黄葉する様は、ひときわ目立つ存在となります。
カモシカの親子とクマタカのつがい
本格的な雪の季節を迎え、たっぷり栄養を蓄えたカモシカの親子(天地)
大空を舞うクマタカのつがい(左・メス 右・オス)撮影地:柳在家