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令和6年度採用 栄村地域おこし協力隊員を募集します(小滝集落での活動)

長野県栄村・小滝集落の想い

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栄村は長野県の北端、新潟との県境に位置する日本有数の雪国。人口は約1600人ですが、村土は270㎞と広大で、その93%が山林原野と雄大な自然に囲まれた山村となっています。

また、東日本大震災の翌日に起きた長野県北部地震の被災地としても知られています。

私たち小滝集落は栄村の西部に位置し、千曲川と山に囲まれながら13が暮らす小さな集落です。

2011年に発生した長野県北部地震によって、小滝集落は村内でも特に甚大な被害を受け、一時は集落そのものの存続が危ぶまれる程になりました。この地震がきっかけとなり、住民で語り合い復興計画を作成。スローガンを「300年先も続く小滝集落」と掲げ、地域外の人々との交流やお米のブランディングに取り組むようになりました。継続的な活動の結果、12軒までに減った戸数も今では14軒となり、UIターン者や子供の数が徐々に増えてきています。そのような経緯もあり、小滝集落はオープンな雰囲気があり、地域おこし協力隊の受け入れ実績もあるため、新たな人も活動がしやすいのではないかと考えています。

集落をつなぐのは女性の輪。この地域の女性は、雪消えとともに芽吹く山菜を採り、畑には雪が降るまで作物が実らせ、長い冬を食べつなぐだけの食を保存するといった、知恵や技を駆使しながら食卓を守ってきました。また、隣近所を誘い合ってお茶のみをしながら地域コミュニティを支えてきたのも女性たちです。

今回地域おこし協力隊を募集するのは、小滝の女性に焦点を当て、この風土の中で食やコミュニティを守ってきた暮らしをしっかりと掘り起こし、これからの小滝の暮らしに生かしたいと考えているから。

自然と共生する暮らしをしっかりと掘り起こすことで、発展していきながらも、時代に翻弄されない豊かな小滝の暮らしを見つめてみませんか。

皆さんからのご応募をお待ちしております。

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活動内容

地域資源の見直し、掘り起こし

 お茶のみ交流や野菜作りといった小滝集落の営みを自ら体験して、外からの目線で地域資源の魅力を掘り起こし、それらを住民に共有して頂きます。

地域資源を活用した交流イベントの企画提案

 見出した地域資源をもとに、地区内で新たな交流活動の企画提案をしてもらいます。

定住対策展開

 交流イベントの一番の目的は、地区内・村内への定住対策です。小滝・栄村に興味をもった人へ向けた定住のための活動をしてもらいます。

地区住民との融和から良き風土の見える化、人づくり

 上記の活動を通じて、世話人をはじめとした地域住民と共にこの小滝で暮らし続けていくための価値観を醸成できればと思います。


地域での受け入れ体制と希望

協力隊員の受け入れ先は、住民全員が社員である「合同会社小滝プラス」となります。同社の事務室にてデスクを構え、世話人と常に相談しながら具体的   な活動を決めていきます。

田舎での暮らしや伝統、食文化などに強い興味関心がある方を希望します。

任期後の暮らしは自由ですが、可能ならば定住を希望します。起業のための準備や資格取得など、定住のための活動時間ももちろん確保できるようにします。


◎募集要項

募集期間  ~令和7年3月31日まで(申込状況により早期終了します。)

採  用  令和6年10月1日~(採用者と相談し決定します。)

令和6年度地域おこし協力隊募集要綱(小滝集落) (PDF 121KB)

申込書 (DOCX 25.1KB)


◎ご参考

◎栄村で活動する隊員の活動(栄村広報誌さかえ2023.5~2023.7 より抜粋)

86号 (PDF 687KB) 87号 (PDF 1.98MB) 88号 (PDF 527KB)

設置要綱 (PDF 70.7KB)

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