今年は雪が多いと感じている方が多いかと思われるので、過去の降雪、積雪状況を調べてみた。積雪量は、１月７日時点で、令和２年（2020）30cm、令和３年（2021）137cm、令和４年（2022）158cmと、確かに多い。しかし、降雪量累計で見てみると令和２年 92cm、令和３年 587cm　令和４年 377cmと、昨年の64％の降り方となっていて、かなり少ないと言える。昨年は、１２月１５日以降、連日の大雪であったものの、年末年始は比較的降雪が少なかった。しかし、今年は本格的な雪の降り方が、年末年始にかけ連続したことから「雪が多い」と感じるのかも知れない。今年は、ラニーニャ現象の冬であることから厳しい冬になると予測されているが、予測がはずれることを願いたいものだ。
【撮影：１月６日 青倉 】<<積雪量、降雪量の出典：栄村役場取りまとめの「栄村の気象2020、2021」より>>