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ペットを飼うとき

最近は自宅でペット(犬、猫など)を飼うことが多くなっていますが、その反面、様々な問題も多く発生するようになり、飼い主のモラルとマナーが問われています。
一旦飼い始めれば、ペットもあなたの家族の大事な一員です。ペットとともに楽しく快適な生活をし、悲しい思いをさせないようにするためにも、次のことに気をつけるようにしましょう。

犬の登録

犬を飼い始めたら、登録が必要です。

犬の登録
  登録期限    飼い始めてから30日以内(但し生後90日以内の子犬は90日を過ぎた時点)
受付窓口 役場住民福祉課
登録回数 1回
登録料 3,000円
その他 子犬は生後90日を過ぎた時点で登録と併せて予防注射も行っていただきます。

また、次のような登録した事項に変更があった場合は、届出が必要です。

届出が必要な場合
飼い犬を譲った場合または譲り受けた場合 変更届または登録などの手続きをしてください。
飼い主が転入・転出した場合 変更届の手続きをしてください。転出の場合は、新しい住所の市区役所、町村役場に届け出てください。
飼い犬が死亡した場合 死亡届の手続きをしてください。

狂犬病予防注射

年1回、狂犬病の予防注射を受ける必要があります。子犬の場合は、生後90日を過ぎた時点で、登録と注射を行ってください。
予防注射は毎年、4月下旬~5月中旬に行っていますが、詳しい日時は飼い主の皆様それぞれにハガキでお知らせします。なお、手数料は3,050円です。

犬が人を噛んでしまったら・・・

噛んでしまった場合、傷の大小に関わらず、被害者と飼い主の間で十分話し合い、対処するようにしましょう。また事故があったことを保健所(管内では北信保健所)に届け出てください。
北信保健所 電話:0269-62-3105

迷い犬を保護したら

もし迷い犬を保護したら、次のことを確認し、役場までご連絡ください。

  1. 犬の種類
  2. 性別、年齢や特徴
  3. 首輪の色
  4. 保護した場所

飼い主のマナー

  1. 犬の放し飼いはやめましょう。もし係留(綱などでつないでおくこと)するときも、犬が敷地の外や公道に出ないようにしましょう。
  2. しつけは飼い主の責任です。泣き声や糞尿は時に隣近所とのトラブルのもとになりがちです。迷惑をかけないよう、しっかりとしつけをしましょう。
  3. 意外と知らない、権勢症候群 ~可愛がりすぎるのも考えものです~
    犬の社会はリーダーを中心に形成された群れ社会です。群れには仲間を率いるリーダーが存在し、他の犬は絶対的な力を持ったリーダーに従って生きるのです。そのため犬はリーダーを求める習性があり、もし犬を飼ったら飼い主はリーダーになる必要があります。しかし、飼い主が犬をあまり可愛がりすぎてしまうと、犬は自分が飼い主の家族の中で一番偉いと考えてしまいます。すると犬は自分がリーダーなのだからと、飼い主や家族の言うことを聞かなくなり、時には吠えたり噛み付くなど暴力を振るうようになってしまいます。飼い犬を権勢症候群にさせないためにも、正しいしつけと飼い主のリーダーシップで、ペットと楽しい生活を送るようにしましょう。
    【権勢症候群の一例】
    • 散歩の時、飼い主よりも先頭に立ち、自分の行きたい方に引っ張る。
    • 散歩の途中で動かなかったり、強情を張ったりする。
    • 他の犬とすれ違うとき、吠えたり攻撃的な行動をする。
    • やたらと吠えて、飼い主の抑制を無視する。
    • 呼んでも来なかったり、命令しても無視する。
  4. 散歩をするときのマナー
    • 散歩の時は必ずリードをつけましょう。
      時には犬の苦手な人、嫌いな人に出会うこともあります。リードを必ずつけ、人の多い場所では長さを短くしましょう。また突発的な行動に対応できるよう、日頃からリードや首輪の点検・調節をお忘れなく。
    • 糞尿の後始末を必ずしましょう。
      ビニール袋などを持参し、きちんと持ち帰るようにしましょう。

猫を飼うときは

猫の場合、犬とは違って登録などの手続きは必要ありません。しかし、家族の一員として愛情を持ち、しっかりとしつけをして飼うマナーは犬と同じです。
飼う前には、きちんと自分で世話をして育てられるのか家族と相談・確認し、そのうえで飼い始めるようにしましょう。

【猫を飼うときの留意点】

  1. 猫は室内で飼いましょう。
    病気の感染や交通事故など、猫を危険に遭わせないためにも、室内で飼うようにしましょう。
  2. 猫にも首輪をつけましょう。
    飼い主のいない猫と識別するために、首輪や名札をつけて身元をはっきりさせましょう。もし迷子になっても、飼い主に連絡ができます。
  3. しつけは飼い主の責任で行いましょう
    • トイレは決められた場所でさせましょう。家の中の決められた場所に猫用のトイレを用意し、そこで用が足せるようしつけましょう。もし隣近所の家の庭などで糞尿をしてしまったら、大変な迷惑になります。
    • 食事は食卓の下でトイレと同じように、食事も家の中の決まった場所で行うようにさせましょう。また衛生面や盗み食い等の問題もあるので、食事はテーブルや食卓の下でさせるようにしましょう。

もしペットを飼えなくなったら

一旦ペットを飼い始めたら、最後(死ぬ)まで責任を持って育てるのが飼い主の役割です。飼う前に、将来飼えなくなるような事がないか、よく考えましょう。
それでも、もし様々な理由から飼えなくなってしまった場合は、まず新しい飼い主を見つけるようにしましょう。どうしても自分の手で見つけることができなかった場合は、役場または保健所にご相談ください。

かわいそうな犬、猫を増やさないためにご協力ください

飼っている犬や猫が子どもを産み、どうにも飼いきれなくなって捨ててしまうケースが全国のあちこちで見受けられます。かわいそうな犬や猫を増やさないためにも、繁殖を希望されない場合は、お近くの獣医師にご相談の上、避妊・去勢手術を行うようにしましょう。

ペットから感染しやすい病気

ペットも人間と同じように様々な病気にかかりますが、このうち動物から人へ感染する病気があり、これらを総称して、動物由来感染症といいます。
感染経路は様々で、動物に噛まれたり引っかかれたりする直接感染と、ダニなどが媒介して感染する間接感染などがあります。主な病気は以下のようなものがありますので、十分注意しましょう。

ペットから感染しやすい病気
病名 感染源 感染経路 主な症状 予防法
狂犬病 犬、猫など 感染した動物にかまれる。
  • 発症するとかまれた場所の知覚異常が現れる。
  • 様々な神経症状が出た後、昏睡に陥り死亡
  • 発症すると100%死亡する
  • 犬の場合は予防注射を毎年行う
  • もしかまれた時はすぐに傷口を洗い、医師の手当てを受ける。発症してなければ有効なワクチンあり
猫ひっかき病 感染した猫のかみ傷、引っかき傷。
  • リンパ腺の腫れ
  • 発熱やだるさ

(殆どの場合軽傷)

  • ひっかき傷を防ぐため、爪を切っておく
回虫病 犬、猫 糞や毛の中の回虫卵が人の口に入る事で感染。まれに幼虫が身体の各所に移行。
  • 幼虫の移行により肝臓や肺、脳、眼などに障害が出る
(幼児が感染する危険性、高)
  • 糞尿はすぐ片付ける
  • 砂場に犬、猫を連れ込まない
  • 動物と遊んだ後はしっかり手洗いをする
パスツレラ病 犬、猫 感染した犬、猫のかみ傷、ひっかき傷。えさの口移しでも感染の可能性あり。
  • 患部の化膿
  • 傷が深い場合は髄膜炎になる事があります。
  • えさの口移しはしない
  • 一緒の布団で寝ない
  • 過度なスキンシップは要注意
  • ひっかき傷を防ぐため、爪を切っておく

感染症を予防するために

感染症を防ぐためには日頃からの予防対策が必要です。ちょっと面倒、と思っても、大切な犬、猫と楽しい生活を送るために、飼い主・家族が協力して予防対策をしましょう。

  1. 犬、猫などとの過剰なふれあいはやめましょう。
    飼っていると可愛さのあまり、ついついえさの口移しや一緒の布団で寝るなどしがちになります。病気が感染するもとになりますので、やめましょう。
  2. 犬、猫に触ったら、手洗い・うがいをしましょう。
    動物に触ったり遊んだりすると、犬、猫の唾液や粘液に触れたり、傷口に触ったりして手などが汚れることがあります。また遊び場である砂場や公園には、動物が糞尿をしていることもあり、それらから病気が感染する可能性もあります。必ず、十分な手洗いとうがいをするようにしましょう。
  3. 犬、猫も清潔に
    人間がお風呂に入ったりシャワーを浴びて綺麗にするように、犬、猫もシャンプーやブラッシング、爪切りなどをこまめに行い、日頃から綺麗にするようにしましょう。犬、猫が使っているタオルや敷物、水槽などの掃除、洗浄もお忘れなく。
  4. 糞尿は速やかに片付けましょう。
    犬、猫の排泄した糞尿は乾燥すると空中に漂い人が吸い込みやすくなります。直接触れずに、速やかに処理しましょう。また室内で犬、猫を飼っている場合は、換気もこまめに行いましょう。これらの注意点は犬、猫に限らず他の飼っている動物にも同じ事が言えます。日頃から動物の行動に気を配り、愛情を持って接して楽しい生活を送れるように心がけましょう。

迷い犬について

北信保健福祉事務所ホームページで相談受付しています。

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お問い合わせ

民生課住民福祉係

電話:
0269-87-3114

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