栄村教育大綱
この大綱は、本村の教育に関する基本的な計画として、教育、学術及び文化の振興に関する施策の取組方針について、地方教育行政の組織及び運営に関する法律に定める村長と教育委員会で構成する「総合教育会議」において協議のうえ策定したものです。
教育大綱の位置付け
この大綱は、当村の教育行政の基本指針となるものです。第6次栄村総合振興計画(平成29年度~令和8度)における村づくりの目標を基本として、教育と文化の分野における基本目標及び重点的に取り組むべき基本施策の方向性を示しています。
教育大綱の実施期間
この大綱は、令和4年度から令和8年度までの5年間を実施期間とします。ただし、社会情勢等の変化等により必要に応じて見直しをするものとします。
教育大綱の基本理念
この大綱は、栄村教育基本方針に基づき、教育分野における基本目標と重点的な取組方針を定め、村民が共に学び、共に生きる力の育成と教育環境の充実をめざすことを基本理念とします。
<栄村教育基本方針>
1_確かな学力
(1)社会の変化に対処できる基礎・基本を身につけること
(2)一人ひとりの可能性を見出し、伸ばす教育活動を展開すること
(3)自ら学び、自ら考え、主体的な判断と行動ができる資質と能力を磨くこと
2_豊かな人間性
(1)人と人のつながりの大切さや感謝の気持ち、他人を思いやる心を育てること
(2)自己の気持ちを表現し、伝える力を育てること
3_元気な体
(1)たくましく、心身ともに元気な体をつくること
教育大綱
(1)子どもを育む
小人数であるからこそできる、「一人一人を大切にし、その能力を豊かに育み、現代社会で自立できる多様な能力を身につけた子どもたちを育てる」教育を実現します。
(2)地域を育む
子どもからお年寄りまで、全ての村民に学ぶ機会を提供し、村の持続的発展の担い手として絶えず成長する村を目指します。
(3)歴史を学び、文化を育む
村の豊かな自然とともに先人が築き上げてきた郷土の歴史や文化への誇りと愛着を深め、次世代へ継承していきます。