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総合振興計画審議会のごあいさつ 

総合振興計画審議会のごあいさつ      栄村長 宮川 幹雄

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 総合振興計画は、村政を総合的にまた計画的に運営をしていくための基本方向を示すものであります。第6次の「栄村総合振興計画」は平成29年度から平成38年度(令和7年度)を基本構想期間として、平成29年度から平成33年度(令和2年度)までを震災復興計画・前期基本計画として村づくりを進めてきたところであります。この前期計画は、10年前に起きた県北部地震から、しっかりと立ち直りたいという思いで、復興を中心に取り組まれてきました。地震発生以後この10年で、復興住宅の整備や災害に強い幹線道路の整備、また農業用施設や農業用機械なども従来よりも格段に充実強化されることになりました。

 しかしながら、人口の減少に歯止めをかけることや、新たな産業に繋がる手がかりも中々見出すことができずに現在を迎えています。さらに地球規模での気候変動や環境問題、それらと相まって多発する自然災害とさらには昨年からは新型コロナウイルスの出現とあって、これからの未来を見通すことが難しくなっています。

 そういった中で、これからの栄村をどのように考えていけばいいのか、ということになりますが、10年前の地震や現在のコロナ禍は私どもに今までとは違う思考や人生観を与えてくれたようにも思います。恵まれた自然や歴史・文化など、自分の身の回りのことをもう一度改めて意識しながら生活してみることが大事と思います。そして一人一人が自由に穏やかな暮らしの中で将来に自信と希望を持てる村づくりを目指していきたいと思うところです。

 また県営事業ではありますが、箕作・月岡地区では、千曲川の堤防整備と百合居橋の架け替えなど大規模事業でこの地域の様相も変わっていきます。またバイオマス発電や水力発電など再生エネルギー産業も企業の皆さんの積極的な投資によって、事業化に向かって確実に動いています。これら事業の進捗も視野に入れながら、これからの村づくりに取り組むことが大事と思っています。

 いずれにいたしましても、総合振興計画後期5か年計画の策定は、過疎計画ともリンクさせながら、本年12月議会に提案できるスケジュールで進行させていただきたいと思いますので、計画樹立に向けて、委員各位にはご多忙の折とは存じますがご協力を賜りますようお願いを申し上げます。

令和3年6月24日

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